クロスバイクのブログ

最近乗っているクロスバイクGIANT ESCAPE R DISC 2021に関するブログです。

フェンダーを付けました

ESCAPE R DISCに、フェンダー(泥よけ)を付けました。

ESCAPE R DISCには、GIANT純正のフェンダーが装着できます。

車体の購入時にSWIFT FENDER SETを付けようと思ったのですが品切れだったため、汎用のものを購入することにしました。

Amazon | Ruler(ルーラー) ロードフェンダーセット CB(カーボン柄) FI-119F/RCB | ルーラー(Ruler) | 泥よけ・フェンダー

写真を見る限り、GIANT純正のSWIFT FENDER SETと同一品に見えます。 両製品ページの写真をよく見ると、SWIFT FENDER SETのフロント取り付けステーには「8703」と刻印があり、Rulerのロードフェンダーセットのそれには「6705」と同じような刻印があります。番号が違うのは若干仕様が違うのでしょう。他の付属部品(ナイロン入りナットや、フェンダー取り外し時に金具に付けるゴムカバー)も同じ種類のものに見えます。 以上のことから、私の中ではSWIFE FENDERはRulerのロードフェンダーの取り付け部品だけESCAPEに最適化したOEM品だと判断し、SWIFT FENDERが入手できなかったため、取り付け部品は自力で最適化することとして、Rulerのロードフェンダーを購入しました。 ちなみに、値段はSWIFT FENDERが2,750円(税込み)、RulerのロードフェンダーAmazonで2,520円(税込み)+後述のねじ類数十円なので、ほとんど変わりませんでした。

Rulerロードフェンダーセットを取り付ける

取り付け金具が車種専用ではないので、少し工夫する必要がありました。まずは難易度が低いリア、次いでリアで不要になった部品を流用するフロントの取り付けを紹介します。

リア

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リアフェンダー
付属部品以外に必要なもの

  • M5×20のステンレスボルト →20円程度

リアは、付属部品ではシートステーブリッジにただの穴(いわゆるバカ穴)が開いている前提で、M6×60のボルトとナットでとめる設計になっています。しかし、ESCAPE R DISCのシートステーブリッジにはM5のねじ穴があるので、付属のボルトとナットは使わず、M5×20(長さは20mm以上でも良い)のボルトを別途用意して直接ねじ止めしました。 付属の曲率付きワッシャーはESCAPE R DISCのシートステーブリッジの径に合うので、そのまま使えました。

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車体側がねじ穴になっているため、付属のM6ボルト・ナットのかわりにM5ボルトを使う。

フロント

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フロント
付属部品以外に必要なもの

  • リアで使わなかったM6×60のボルト(リアから流用のため購入する必要なし)
  • M6×13×3の布入りゴムワッシャー(ゴムワッシャーでも可) →80円程度

フロントは、曲率付きのワッシャーを使うのですが、このワッシャーの曲率がESCAPE R DISCのヘッドチューブの曲率と合いませんでした。さらに悪いことに、このまま取り付けると最も弱い溶接部分にかなりの力が集中してしまうことになります。そこで、どんな形でも対応できるゴムワッシャーに変更しました。ヘッドチューブの曲率と溶接部の複雑な形を吸収させるためには3 mm以上の厚みがあった方が良さそうです。私は、強く締めても壊れにくいという布層を含んだ布入りゴムワッシャーを使いました。 また、ヘッドチューブの径が大きいため、リア用の付属部品で使わなかったM6×60のボルトをフロントに流用しました。

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付属の曲率付きワッシャーでは溶接部にストレスが集中し危険なため、かわりにゴムワッシャーを使う。

以上の方法でRulerロードフェンダーセットをESCAPE R DISCに取り付けることができました。 おそらく、GIANT純正のSWIFT FENDERであれば、これらの金具が初めからベストなものに換えてあるのだと思います。品切れでさえなければ確実にそちらを買っていました。